健康ノート

森医院で受けられる定期予防接種について

定期予防接種とは、国が定めた予防接種法という規則に基づいたワクチンの接種を指します。
国が接種を推奨しているもので、公費でワクチンを打つことができるため、対象年齢の方はぜひご相談ください。
森医院では、以下の各種予防接種に対応しています。

 

 

 

三種混合・二種混合

三種混合ワクチンは、ジフテリア・破傷風・百日咳に対する抗体を得るためのワクチン(DPT三種混合ワクチン)です。
接種スケジュールは、まず生後3ヶ月以降から接種を開始します。
初回の接種から3〜8週間の間隔をあけて3回接種する必要があります。
更に3回目の接種後、1年から1年半の間に4回目の接種が必要です。
二種混合は、ジフテリアと破傷風に対する予防が目的です。
ジフテリアと破傷風の第1期の予防接種として四種混合ワクチン、または三種混合(DPT)ワクチンを接種した方が対象となり、第2期の予防接種として1回の接種が義務付けられています。ジフテリアと破傷風に対する抗体は接種してから10年程度で効果が弱まるため、11歳時に接種することが望ましいとされています。

 

麻疹風疹混合ワクチン

麻疹風疹の混合ワクチンは、第1期が1歳〜2歳未満の間に1回、その後第2期として5歳以上〜7歳未満(小学校就学前)の1年間に1回接種する必要があります。
麻疹風疹は近年感染者が増加傾向にあることでも有名です。
いずれも感染力が強く、体への負担も大きい病気の一つです。
成人後に感染すると重症化することも多く、特に妊娠中の女性が風疹に感染するとお腹の中の赤ちゃんにも健康リスクが及ぶため、妊娠初期の段階で風疹の抗体検査を行うようになりました。
「世代的に予防接種を受けていない」「抗体検査で抗体がないと言われた」という方は、成人後でもしっかりとワクチン接種を受けるようにしましょう。

 

日本脳炎ワクチン

日本脳炎とは、日本脳炎ウイルスに感染した豚の血液が蚊などの虫を介して人の体の中に入ることで感染する病気です。
国内での感染者数はとても少ないですが、感染すると痙攣や意識障害をはじめ、重大な後遺症が残るケースも考えられます。
日本では生後6か月から接種できますが、多くの地域では3歳から接種することが一般的です。第2期は9歳から12歳の間に接種します。
また、現在は特例措置として平成7年の4月2日〜2平成19年の4月1日生まれの方は、定期接種として日本脳炎のワクチンが接種できます。

 

インフルエンザワクチン

インフルエンザワクチンは、基本的には任意接種で受けるものとなりますが、条件を満たしている方は定期接種が適用されます。
インフルエンザワクチンの定期接種はl以下の方々が対象です。
・65歳以上の方
・60~64歳の方で、心臓・腎臓・呼吸器の機能に障害があり、身の周りの生活を極度に制限されると判断される方
・60~64歳の方で、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障害があり、日常生活がほとんど不可能と判断される方
ご年配の方やお子様がインフルエンザにかかると、体への負担が大きく、重症化するリスクも高くなります。
任意接種も含めてご家族でワクチンを接種していただくことで身近な環境での感染、家庭内感染を抑えることができますので、ぜひ利用するようにしましょう。

 

子宮頸がんワクチン

子宮頸がんは、子宮の出口付近である子宮頸部にできるがんを指します。
日本では毎年約1.1万人の女性が子宮頚がんにかかっている状況で、毎年約2,900人が子宮頸がんで亡くなっているとも言われています。
子宮頸がんワクチンは、小学校6年から高校1年相当の女子を対象に定期接種が行われています。上記に該当する対象者は公費でHPVワクチンの接種を受けられます。
ワクチンの種類や患者様の年齢によって、接種する回数が異なるため、どのタイミングでどのワクチンを接種するかは、接種する医療機関で相談して決めましょう。

 

医院情報

「佐賀の皆様のかかりつけ医を目指して」
佐賀市八戸2丁目の「森医院」は昭和27年に開院して以来、世代を超えて地域の皆様の健康を支えるお手伝いをしています。

「日本消化器内視鏡学会」の専門医・指導医による内視鏡検査は、従来の「つらい、痛い」というイメージを払拭し、早期発見・早期治療に貢献してきました。

そのほかにも、日常生活の中の些細な体調不良から生活習慣病の予防、定期的な健康診断など、幅広い診療に対応しています。

佐賀市内、八戸近隣でかかりつけのクリニックを持ちたい方、健康診断を検討されている方は、ぜひ「森医院」までご相談くださいませ!

◆クリニック名
森医院

◆所在地
〒840-0854 
佐賀県佐賀市八戸2丁目1番13号
TEL:0952-28-7383
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